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介護職が初めてという人にとっては様々な種類がある介護施設や訪問介護事業などの中から何を選ぶべきなのかわからないというのはよくあることです。介護施設であれば具体的な施設名や企業名をおすすめとして上げることは難しく、管理している人によって勝手が随分変わりますし雰囲気も異なります。そこで介護職として未経験の人がまず働くことをおすすめする介護施設の種類を紹介します。
介護職未経験の人がまず働き始めるにはデイサービスで働くことをおすすめします。デイサービスは利用者の方を迎えに行き、機能訓練やレクリエーションなどを行って、食事と入浴の介助も行い最後には自宅へ送り届けるといったサービスを行っている施設になります。デイサービスの特徴として、どれほど介護を必要としているのかという基準となる「要介護度」の低い人が多いです。この特徴から比較的元気な高齢者が多いため、難しい介助などを要求されることが少なく未経験の人には働きやすい仕事内容になります。
デイサービスをおすすめする理由にはまず無資格でも働きやすいという点があります。チームで仕事を進めるのでわからないことが出てきても質問しやすい環境がありますし、難しいことに直面してもチームの先輩介護士など手助けしてくれる人が近くにいます。そして日中だけの仕事になり、要介護度の低い利用者が多いため難しい介助である排泄介助の回数が少ないです。
さらに言えば小さなデイサービスはよりおすすめとなります。利用者が1日18人以下の小規模のデイサービスの事業所であれば、アクティビティも独自のものや特色があるものが多いため、もちろん仕事ではありますが手芸やお菓子作りなど利用者の方と一緒になって楽しむような仕事内容が多いはずです。
現在「お泊まりデイ」と呼ばれるサービスが出てきており、これはデイサービスを利用した後にそのまま宿泊する機能を複合している施設となります。そのため「お泊まりデイ」を実施しているデイサービスであれば、夜勤の分類になる働き方が必要になる可能性があります。こうしたサービスを実施しているデイサービスで働き始めることを考えており、働き方の希望に夜勤がないことがあればこうした条件は明確に伝えておくようにしましょう。
未経験から働くにはおすすめの施設ですが、デイサービスで働く上で気をつけたいことに、入浴介助が1人ずつ行われる施設が多いので腰を痛めやすい点があります。一度腰などを痛めてしまうとそこをかばって別の場所が痛んでくるなどの危険性もありますので、痛めてしまう前に腰ベルトなどで予防しましょう。
介護職のパートとして働き始めたいと考えても、誰もブラックな介護施設で働きたいとは思わないはずです。人間関係がギスギスしているところや常に忙しくピリピリとした雰囲気の施設など、ブラックな施設を見極める方法を教えます。More